国際バカロレアプログラムにおける全人教育を目指して
Okinawa International School Mission
オキナワインターナショナルスクールは、子ども達が知的、社会的、情緒的、身体的全てにおいて成長するために必要不可欠な知識、さらに人格形成全体としての教育を提供していくことを明言しています。スクールは国際バカロレアカリキュラムに基づき全人教育を目指します。それは国民として、また国際人として社会で生きるために必要な深い思考能力や問題解決能力を身につける学びの環境でなくてはならないのです。
義務教育とは
「子どもは教育を受ける権利」があり、 「親は子どもに教育を受けさせる義務」があります。 それが義務教育です。 日本の公立学校や私立学校へ行くことが義務ではありません。子供の「学ぶ権利」を尊重するために「親(大人)が子供に教育を受けさせる義務」として小学校6年、中学3年、合計9年間を義務教育期間として法律で定められています。
日本の教育
明治期に西欧文明との格差をなくすため、そして国力増強のために教育の重要性を上げ、日本津々浦々に「学校」を設置していったのが近代教育の始まりです。当時は文盲率も高く、教育を国全体に広げるためには「学校」が必要だったのです。その結果日本は戦後の驚異的な発展を遂げる原動力となったことは世界が認める事実です。 現代の日本の教育方針は、グローバル化が加速し、必ずしも世界社会が求める人材を育成する内容にはなっていないように思います。個々の能力が問われてくる世界社会で、一学級30-40人の個性や考え方を尊重できるのでしょうか? また、世界のどの国でも国際語として使用される英語について、日本の教育現場ではやっと小学校3年生からの正課としての取り組みが始まろうとしています。 しかし、私たちは漢字圏の国でありアルファベット圏ではありません。グローバルに通用する英語力を身につけるためには「話せたらいいな」とか「洋画をそのまま理解したい」などという「英語の必要性」の次元ではなく、日本語と英語で国際的な視野や考え方を持てる新しい日本人像を育てる教育環境が必要ではないでしょうか。
小学部について
OISの小学部は2006年4月にスタートしました。 沖縄に真のインターナショナルスクール設立するという目標を掲げ、日本の教育の良い点とグローバルマインド(国際人としての考え方)を育てる教育のコラボレーションカリキュラムを国際バカロレアカリキュラムに基づいて作り上げています。 一年ごと学年を積み重ねていきます。 OISの教育方針、そして子供たちが活躍する15年から20年後の世界と日本のあり方を考えながら子供たちにどのような教育が必要かを考えていただきたいと思います。 公教育とOISの教育の違いを理解してください。公教育ではできない教育、そしてその教育は世界においては主流となりつつあります
教育委員会との関係
小学部をスタートするに当たり那覇市教育委員会と話し合いを行い、教育委員会としての立場、考え方等について確認ができています。 しかし、義務教育期間は各市町村の教育委員会と学校がその児童に対してのどう判断するかは委ねられています。 たとえば南風原町教育委員会は、那覇市の方針を踏襲するとの確認が取れています。浦添も同様です。今後、OISの小学部への進学を希望するが生徒の住所がこれまでの生徒と異なる市町村の教育委員会の場合は、その教育委員会へ出向きスクールの方針や資料とともに他の教育委員会や小学校の対応などを細かく説明し児童への配慮と協力を求めていきます。
OISに入学および進学するにあたっての確認事項
1.OISは国際バカロレア(世界トップ基準のインターナショナルスクールとしての認定機構)のカリキュラムに基づいたインターナショナルスクールです。日本国内の中学、高校進学を目的に設立されたスクールではありません。 日本、アジア、北米、ヨーロッパその他諸外国の高校、大学へ進学できる学力と知力そしてグローバルマインドを育てるスクールです。
2.OISに通う児童は、住民票のある公立の小学校に籍が残ります。
3.児童の立場としては公立小学校へ通うべきところを保護者の考えによりOISで学ぶことを選択しているということになります。
4.OISは、籍のある小学校に対し、出席状況、各学期の成績表を提出します。
5.籍のある小学校では入学、進学時の健康診断を受けることができ、結果は保護者が知ることができます。健康診断等で何らかの異常があった場合は保護者からOISへの通達になります。
6.籍のある公立小学校では、OISに通う児童の出席のカウントと各科目の評価はできません。 但し、評価欄外にオキナワインターナショナルスクールにて就学と明記されます。
7.籍のある公立小学校は、OISより届いた出欠表、成績表を児童の資料として保管し、次学年に伝えます。
8. OISの夏休みや他の休み期間を利用して児童が籍のある小学校で短期間でも学びたいという場合は、その小学校は受け入れをしています。
9.中学進学は、公立の場合、義務教育(小1~中3)過程のため小学校と同じような扱いとなります。籍のある中学校へ転校することは問題ありません。
10.高校受験は、公立高校の受験を受けることは公立中学に籍がある限り受験資格はあります。但し、各市町村の教育委員会が籍のある中学校から卒業証明書を発行してもらうことが条件となります。OISでは引き続き高校受験について児童が自分の進みたい道へ進学できるように各教育委員会との連絡を続けていきます。
国際バカロレアカリキュラムへの取り組み
国際バカロレア(IBO)の特徴は横断的なプログラムにあります。 科目がばらばらに進むのではなく各科目が横断的な関連を保つカリキュラムとなっています。これらのカリキュラムの中で子供たちは物事を深くそして多角的な物の考え方が出来るようなります。自分で考え、行動することが授業そのものに組み込まれています。将来社会人になったとき、グローバルマインドと自立した人間交流が出来る真の国際人と成長します。
日本に育つ人間として
<国語の重要性> 国語は単に字が読めて、書ければいいものではありません。国語の最も重要なことは日本人の子供にとっては日本人としてのアイデンティティーの構築そして言葉や文字から相手の考えや立場を理解し、自分を上手に表現することにありあります。 外国人の子供たちにとっては国語の授業を通して日本を理解し、日本の子供たちとのより良い関係、さらには将来の財産として日本語でのコミュニケーション能力を高めることにあります。 <社会と理科の重要性> 人間は生きていること自体が理科であり社会の中で人との繋がりによって生活が成り立っています。このことは過去においても未来においても世界のどの国においても同じことです。 最近の急激なグローバル化は身近な生活に大きな影響を与えています。また、地球温暖化は個人の問題であると同時に世界の問題です。 生物が「生きる」ということは理科の基本です。また、自分が住んでいる地域や国の成り立ちを理解することは世界を知る基礎となります。
OISの未来
OISは、国際バカロレア認定校を目指して教師トレーニング、施設整備をOISに学ぶ子ども達のために一生懸命努力しています。 沖縄は大学院大学の開校を数年後に控え、さらに道州制においては沖縄一県の独立州を目指しています。州となればこれまでのように東京に目を向けた時代から沖縄からアジア、世界に独自の信念を持って強い繋がりを構築していかなくては沖縄州としての将来は成り立たないでしょう。それは十数年後にはほぼ確実にやってくる現実です。OISの子どもたちが成人する時、この沖縄を新たな世界に繋げる貴重な人材を育てておかなければなりません。その貴重な人材こそOISで質の高い真のグローバル教育を受けた皆さんの子ども達であると信じています。 OISの卒業生が沖縄から世界に、そして外国人の生徒たちは沖縄で育ったグローバルマインドを持って世界中で活躍する。そんな将来がすぐそこまで来ています。


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